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いやーこの作品、語彙を使って感想書くのが難しい。
ただただ、面白い。この一語ですわ。
原作はお世辞にも画力があるとは言えないながら、ストーリーテリングの妙で人気を博していたようで。
アニメは原作の持ち味を活かしつつ、ボンズの超絶画力と適切すぎるキャスティングなどなど混ぜ合わさって、とんでもない化け物コンテンツに成長した感がありますね。
とにかくアクションがヤバい。ぬるぬる動くとかそういうレベルじゃない。なんというか……や、ヤバイ(語彙が迷子)。
お芝居もいちいち素晴らしい。というか、キャスティングの時点ですでに神がかってましたね。話題性ではなく、本当にキャラと全体のバランスを注視した配役。さすがの大ベテラン、若林音響監督。
それでいて、放映前のキャストコメントが出たころにはすでに全話収録済みという話も出てましたっけ。かなり予算や力が入ってないと難しいことなんだろうなぁ。
個人的に一期から思っているのは、キャラクター造形がすごく思考実験的だな、ということ。
ものすごい超能力の持ち主が、普通の社会で平和な日常を送っているという状況は、どういう環境やどういうメンタルによって実現するのか。
超能力があるから世界征服しよう!ってなっちゃう大人が、どういうメンタルの持ち主で実社会においてどれだけイタイ悲しい人物なのか。
そういう非凡な能力の持ち主たちを現実に引きずり戻すことのできる人って、どんだけの詐欺師なのか(笑)、とか。
設定は全然リアルではないけれど、下地には確かに我々の社会のリアルがある。
そういう部分のリアリティが、今作の最大の魅力かもしれないですね。
んで、この破竹の勢いで、
律も出るっぽいぞー!
ブロッコリーを貼る勇気はなかった。