タイムフリー期限ギリギリでラジオ二連発。
この二本は大阪のラジオなんですが、ちょっと説明が必要かな。
入野さんはDARE TO DREAMの頃から、ソロライブや舞台の地方公演があるたびに、地方局のラジオに結構な頻度で出演してようになったんです。しかもどうやら入野さんサイドから出演の打診をかけてのことだそうで。営業努力……!
で、上記二番組はFREEDOMの時に一度出演した番組なので、再登場として扱われているわけです。
リリース直前の収録ということで、おそらくおそ松さんの舞台挨拶で大阪にいった際に収録してきたんでしょう。そのタイミングで一足先にCiao Amici!も放送されたんですが、できればそっちもいつか文章化したい。
おふらじEXのほうは、一言で言ってオタク向けラジオ。
てかパーソナリティ二人ともテンションの高いガチオタ。
そのせいなのか、入野さんが若干おとなしいっていう(笑)。まあパーソナリティのテンションが高いから相対的にそう感じるのでしょうけど。
- 楽曲放送:MASCLETA
- キングダムハーツについての話。「ソラになるのに大変な時期があった、二十代前半の頃。今やっとソラになることに不自由がない感じ」
- えいがのおそ松さんについての話。「18歳トド松は赤ちゃん」「開始十分で喉壊しそうになった。裸でヌンチャクみたいなシーンがあった」「今ネタバレしたけど想像つかないでしょ? どんどん気になるようなワードを投げてほしい」「人が困ってるところ見るのって楽しい。こうしたいのにできないっていう、人間が引き裂かれてわー!ってなるのが見られるのがあの(カラオケの)シーンですよね」「おそ松さんの好きなところと、全然おもんねーなって思うところが全部入ってますから。周りが笑ってなくても自分が面白いと思うタイミングで笑ってほしい。自由な感じで楽しんでいただければ」
- Live Your Dreamの話。作詞、留学、バックパッカー、爆竹、「自分の日記のような感じで書いた」「作詞はあんまり明るくならない傾向にある。哀愁じゃないけど、切ない感じとか悩んでる感じとか、自分のそういうところから言葉っていうか思いが生まれてくるタイプなのかなって」「MASCLETAは頑張って明るくして、佐伯節でお願いしますって」「MASCLETAは狙ってやった。急にどうしたの!?ってなってバーン!で終わる。目が点、っていうのを想像してた」
- 吉野裕行さんのライブでコラボの話。淡路「二人の掛け合い見てるだけでも楽しかったんで」
- 楽曲放送:誰からも愛されるあなたのように
(敬称略)
Live Your Dreamの部分を省略しているのは、雑誌などで既出の部分も多いから。
というか他の部分も初出ってわけじゃないんですが、ブログとして触れるのは初めてなんですよね。こういうのはどうしても内容が重複してしまうので、どこを基軸に書くのがいいのか難しい。雑誌の内容もまったく触れないでいたらアーカイブとして片手落ちだし……うーむ。
キングダムハーツの話も既出な部分も多いですが、ラジオで深掘りしてくれる機会は貴重。そりゃ十七年やってればいろいろありますわ。
えいがのおそ松さんも主に舞台挨拶のほうで既出。ここにきて音源つきでまとめてくださった感じ。ありがてぇ。
802 Palettもアニメ、ゲーム、ネットアーティストなどの音楽を取り扱っているようですが、おふらじの濃さに比べるとかなりライトな印象。
豊田穂乃花さんと一対一で、まったりとした雰囲気でお話されています。
- 以前の回でもしたインディアンジュエリーの話。知人の店でうっかり買ってない商品をポケットに入れて帰ってしまって、謝罪して買い取った。
- 福岡かどこかでたまたま入った喫茶店の店主と仲良くなった。その人が占いができる人で、「あんた犬と馬にすごく縁があるからそういうもの持ちなさい」と言われた。犬飼ってますっていったら「そういうのでいいんだよ」、馬のものはないなーと思ってたら、例のインディアンジュエリーに馬の絵柄が描いてあって「馬持ってるよおばちゃん!」。買ってよかったんだなって。運命を感じた。
- 前回の問題発言「役者としてフラットに演技を楽しんでもらうためにも、自分がどんな人間なのかあんまり知られたくない」今からインタビューするのにw「全部さらけ出すのはちょっと説明が恥ずかしいですし、ミステリアスな人のがちょっと惹かれたりしません?」
- ミニアルバムを多く出すKiramuneの特殊な形態。レーベルを立ち上げたメンバーも音楽畑の人があんまりおらず、手探り状態だった。まず作ってみよう、となったのがミニアルバム。定期的に作りやすい。フルは大変だし、でも曲数は歌いたい、コンセプトも決めやすかった。
- Live Your Dreamの話。豊田「『あなた』というところが結構キーなのかなと聞いてて思った」入野「ディレクターから、「今までは自分の中にあるものとか思ってることとかがベースになってるのが多いから、人のことを書くとか人のために書くというのおあっていいんじゃない?」と言われ、『あなた』っていうのを」
- 豊田「でラスト、六曲目でw」入野「MASCLETAっていう曲なんですけども」豊田「撃ちあがるなーとw」入野「バコーンと行きますよね」豊田「ねーびっくりしましたね。えっ!?と思って」入野「聞いた人が目が点になるっていうのをちょっと目指して」二人「「wwwww」」
- 言葉にするのって難しい。苦手。ニュアンスで「バーンっていう感じで、ドーンなんだよね」みたいな。「ここはもっとぐわーってなって」みたいなのを、マネージャーだったりディレクターが「んんー?」って言いながら「まあわかるわかる」って言って伝えてくれたりとかする。
- 楽曲をお願いしているアーティストは共通言語がある。「ドーン」が同じ「ドーン」だったり、「可愛い」がおんなじ「可愛い」、「カッコイイが」同じ「カッコイイ」っていう人たち。恵まれてるなと思う。
- えいがのおそ松さんの話。最初はトド松だったのにどうしてもトッティが先にくる。「あートッティだ!」とか言われたりする。「でも僕からしたらトッティっていうとフランチェスコ・トッティがやっぱり」
(敬称略)
比較的基本に忠実なおふらじに比べて、こっちは結構視点が違って面白いですよね。インディアンジュエリーの話なんか他じゃ聞いたことないですもん。
ミニアルバムの多いレーベルの特色について触れられることも、あまりなかった気がします。今となっては慣れちゃったけど、確かに最初手に取ったときこんな曲数のCDあんの?と思った記憶が。
最近は考えをちゃんと言葉にする努力をされてる感じがしていて、インタビューや音声コメントなんか聞いててもすっかり流暢なのかなと思ったら、相変わらず擬音が多いんだwとなんか安心したりもして。相変わらずサッカー好きだし。
オタク向けにトガりまくっているおふらじに比べると、一般人にも広く聞いてもらえるプログラムですね。
【802 Palette】▼GUEST:入野自由(@Kiramune_twit) ▲タイムフリーで聴けます↓↓ #ハチパレhttps://t.co/OCmFTcOdDc#fm802 https://t.co/sidqxK9jhk pic.twitter.com/1STcbQLPwm
— FM802 (@FM802_PR) 2019年4月6日
オタ、非オタの両方向に対してアピールするのは、宣伝として非常に質が高いと思います。もちろん、ご本人の実力あってこそ活きるものですが。
ラジオはやはり、パーソナリティ独自の観点で話題ががらっと変わるのがいいですよね。多角的にいろんな情報がもらえるので。
しかもご本人の素の声で聴ける! エリア外でもお金も大してかからない!
……雑誌(最近だとムック本扱いですが)はもうちょっと危機感持ったほうがいいかも。最近のインタビューは判で押したような設問が多いからなぁ。グラビアという強みはありますけどね。