久々にレビューっぽいものを。
真夜中のオカルト公務員から、意外や意外のキャラソン展開。
内容はキャラソン二曲と各インストルメント。
入野さんが歌っているのは『シゴトオワリ。』で、福山潤さんと前野智昭さんとのユニゾン曲です。残念ながらソロ曲はなし。
もう一曲は土岐隼一さんというかウェウェコヨトルのソロ。
実質曲数が少ないのは不満点かなー。
CD版にはこれに上記四人のアフタートークが付属します。これだけはさすがに、ダウンロード版はたぶん出てないかと。
『シゴトオワリ。』は明るく跳ねるようなテンポの曲。歌詞はタイトルの通り、地域交流課の勤務後に話を膨らませた内容になっていて、本編はほぼ関係ない……というか、曲自体がスピンオフっぽい雰囲気かな。
ぶっちゃけ飲みの席のお話ですね。新人である新が愚痴って、先輩二人が相談乗るぜ飲み行くか、っていう楽しい内容。
アニメの方でも最近、狩野一悟の出現によって新宿区メンバーの関係性の良さが改めて見直された感がありますが、まさにそこに焦点を置いてる感じ。
一人一人の担当フレーズが短めなので、じっくり歌唱力を味わえる構成ではないです。ただ各々がちゃんと「キャラクターとして」歌ってらっしゃる感じなので、そこは聞きどころでしょう。セオさんもばっちりセオさん。
（キャラになりきれてないキャラソンというのもたまに見かけますが、そこは制作側の意向が大きいらしいです）
公式ラジオの第六回で福山さんも仰ってますが、最後の入野さんと前野さんがハモるフレーズがいいですよね、リアルで（笑）
アフタートークは収録順でのリレー形式。福山さん→入野さん→前野さん→土岐さんの順で、一人二分前後ぐらい。
特に前三人はお互いの存在を踏まえつつコメントしていて、トータルしてお三方の関係性も垣間見えるため、なかなか聴きごたえあります。
「真夜中のオカルト公務員」夜間地域交流課 ラジオ通信 第06回
土岐「なんだかんだで歌われているお三方、気に入ってませんか？」
福山「あ、気に入ってますよ」
土岐「現場で結構口ずさんでらっしゃいますもんね」
福山「えぇえぇ。絶対に（アニメ本編では）かからないよ、かからないけど、オレら収録の時に『十一話のエンディングはこれにしてくれ』つってｗｗｗ」
土岐「仰ってましたね！ｗｗｗ」
（敬称略）
ここでは入野さんの名前自体は出てませんが、アフタートークと照らし合わせると口ずさんでる張本人だと判明します（笑） ぜひ聞いてみてくださいな。
というわけで、CD現物購入がオススメ。
ここは特典商法に乗っかりどころです。だってこれで需要があると知れれば露出が増える可能性が高まるからね！
