神木隆之介のオールナイトニッポン0(ZERO) (2020/10/11)
- 神木「千と千尋、ハウル、ドラえもん、ほんとになんなら借りぐらしを、僕って知らない人多いです」
今井「でもそれすごくない?」
神木「歳的にも」
今井「あ、歳的にも…でも演技的にってことでしょ、それって」
神木「違う違う違う違う。千と千尋においては俺が8歳の時だからね」
今井「まあそうね」
神木「いろんなところで(声の仕事)やってるけど、声が全然違うから」
今井「そうか、そうね。そうだよね、まずね」
神木「だから発想がないわけよ。十代の方とかもそうだし」- 神木「たまにね、ハク、って言われる」
今井「…www」
神木「たぶんそれは今の声を想像してもらってたからかもしれないですけど」
今井「ああーちょっとそうね」
神木「「息をしてはだめだ」って。みゆくんね」
今井「みゆくんね」
神木「ハクにぃって呼んでたから」
今井「wwwみゆくんw」(敬称略)
神木隆之介さんのラジオより。ゲストは同事務所の今井隆文さん。
ご存じの方も多いでしょうが、神木さんは『千と千尋の神隠し』で坊役として入野さんと共演してします。
この子ね↓
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神木さんが子役の頃からいろいろなアニメで声を入れているのは有名ですが、主に若い世代を中心にあまり認知されていない、というお話。
「演技的に」というのはつまり「役によって芝居をきちんと変えて、その精度が高いために同じ役者だと気づかれない」ということでしょうが…さすがにそれを理由とするのは難しいかな。
神木さんのお芝居がどうのこうのではなく、視聴者の耳目はそこまで繊細ではない、というのが現実なところ。
そもそも特徴的な声や芝居の声優さんでさえ、聞き分けできない人が結構いるんですよね。かく言う私もオタクとしては平均強度の駄目絶対音感を自負していますが、聞き慣らしていない若手の声なんかはかなり怪しかったりします。『ウィッグ取ったらただの人』でも2人ほど別の声優さんと聞き違えて混乱したもんなー。
比較的わかりやすいアニメ声・アニメ芝居でもこの有り様なので、俳優さんのフラットな声を純粋に聞き分けできる人なんてほんの一握り、それこそ熱心なファンかよっぽど耳のいい人くらいなものでしょう。芝居で気づく気づかない以前の問題。
決してそれが悪いわけではないのです。作品によっては役者の個性が強すぎないほうがいいケースも多いので。俳優がアニメに声を当てることの是非で論争が起こる根っこの原因は、これとはまた全然別のお話。
ともあれ、世間一般というのは「中の人」が誰かなんて実はあんまり気にしてない、というのが実際のところ。そういうのを気にするオタク層は、俳優の演技を「声優以外」くらいの十把一絡げにしがち。
なので、神木さん=ハク役という誤認がまあまあな頻度で聞こえてくるわけですね。
ご本人も言っている通り声質が近いというのもあるでしょうが、おそらくこれ、「神木さんなんだからイケメン役でしょ!」という『印象』から来てるんでしょうねぇ。坊は今と声が違いすぎるうえに、神木さん本人のイメージからはかけ離れまくってますから。
まあ世間というものは大概印象で物事を判断してしまうものなのです。で、事実関係を調べない人も多いから脊髄反射で誤認を広めてしまうっていうのはお決まりのパターン。
…とまあ、定期的に聞こえてくるハク役誤認の考察をしたところで。
ここでの本題はもちろん「ハクにぃ」ですね!w
ニュアンス的に千と千尋収録当時の話でしょうかね。入野さんが当時中学生、神木さん8歳かそこら。少し歳の離れた兄弟ぐらいの年齢感。なんとも微笑ましい。
とはいえ幼少期に多少交流があった程度で、年上の先輩捕まえて「みゆくん」とまで踏み込んでくるかなぁ、とも。
実は以前Abemaで放送された天気の子の特別番組でも、言の葉の庭について触れた時に「入野くん」とちょっと親しげな呼び方をしていたんですよね。
…現在形で親交がある疑惑。
というか今井さん(wikiで見る限りは接点なさそう)もみゆくん呼びしてる辺り、この3人で一堂に会したことある雰囲気ない…?
入野さんもあっさりと『神木くんに勝ってた一瞬の輝き』とか自虐しちゃう辺り、目に見ている以上に距離感が近いようにも思えるんですよね。
いやこれ真偽知りたいわぁ。こういうの仕事絡まないとまず表に出てこないからなー。
共演は…ラジオや舞台ならワンチャン…? ぜひとも絡みを見せて頂きたい…気もするけど、このままどちらともわからない状態で釣られ続けておくのがオイシイ気がしないでもない…w
意外や意外、プライムビデオにジブリアニメ全般がないことが判明。テレビ局との契約の問題とかなのかな?
天気の子特集で名前が出たのはもちろん言の葉の庭関連で。こちらは朗読音源。