入野自由さん情報集積庫

趣味全開でアーカイブ化していく非公式ブログ

3rdフルアルバム『Life is...』だらだら感想文

 

「Life is...」 (豪華盤)「Life is...」 (通常盤) 

 

 『Life is...』発売おめでとうございます! そしてありがとうございます…!

 とんでもないものが世に出されたもんですよ。なんと贅沢な音の栄養ですか。あるいはメンタルセラピーまである。これだけの名盤が生み出されるとは、『Live Your Dream』の時でさえ想像だにできませんでした…

 歌詞カード握りしめてじっくり聞きながら一人静かに泣いてしまったわけですが、まあその時の感情は自分語りうざいのだけなので言語化しないことにしてw

 以下、感情が落ち着いた後の感想を曲ごとに。

 

 

www.youtube.com

1.やってみればいい

 聞いた瞬間感じるのは、一気に雲の多い青空の下に引っ張り出されるような心地よい錯覚。最後の最後、急遽13曲目として作られた曲にして、トップバッターを飾るに相応しい「今から何かが始まっていく」予感を感じさせます。

 入野さんの楽曲にしては珍しいがっつりしたエフェクトがうまい塩梅で歌声を隠して、 「この人の歌声どんななんだろう」「エフェクトかかってない声が聞きたい!」というさらなる楽曲への欲求を高めてくれる設計。

 「やってみればいい」という言葉は入野さん自身の背を押しているようでさえある。これから歌うぞ!という意志を静かに歌い上げていて、アルバムの導入たるべくして生まれた曲といった印象です。

 しかし「僕のすべてを売っぱらって君の孤独を買うよ」って才能の塊みたいなフレーズだなぁ。エフェクトもいいけど入野さんの素の声でも聴きたい。

 あと、各雑誌やインタビューを繋ぎ合わせて明らかになる尾崎雄貴さんとのやり取りも宝物です。いつから君付けになったのさ…

2.確かにそうだ

 歌い出し! 歌い出し何事!?

 キラキラビートで初めて聞いたラジオサイズが衝撃すぎて鬼リピしました。フレンズよりは明るめながら、ニュアンス抑えめで少しだけアンニュイ気味な低音が刺さる刺さる。

 個人的に入野さんは歌にニュアンスを込める天才だと思っていて、実際歌詞に合わせた感情を色とりどりに無理なくメロディに乗せてくるんですが…今回の「抑えめだけど確かにそこに込められている感」はこれまでで一番好みかもしれない。ラストの「諦めたって」「立ち止まらないで」の想いめいっぱいの力強さも大好き。

 微アンニュイから疾走感溢れるサビに繋がっていく過程も気持ちいい。サビに入野さんの魅力を最大限活かす音域持ってくるあたり佐伯さんさすが。随所の細かな音の高低にメロディを映えさせるこだわりを感じます。いや素人耳だけどw

 あとMVはかなりKHでしたねwこれ作ったスタッフKH3やっただろー!w

3.ユウランセン

 意味や作り手の意図が伝わりやすい今作の中では、実は一番異色感が強いかもしれない一曲。曲そのものがニュアンスの塊というか、何が言いたいのかはなんとなくわかるけど、理論的に言語化するのは難しいというか、どうしても無粋になってしまう感じ。

 曲調も不思議な浮遊感や不安定感があって、紐一本でなんとか地面に繋がっている風船のような印象。タイトルと歌詞のユウランセンも、水上の遊覧船というよりふわふわ飛んでる飛行船のようなイメージが浮かびました。

 そんなちょっと得体の知れなさを持ちつつ、胸にスッと入ってくる、ずっと聞いていたくなる。

 入野さん自身この曲はニュアンスを極力排したそうで、その歌い方がものすごく曲にマッチしてますね。この歌い方もいけるんだ…!と感心しまくりました。ものすごい新境地だなぁ。

4.どうしようもなく辛い夜は

 スタクラ限定のUUUミニライブで歌ってくれた一曲。思い返してみてもCD音源と遜色ありませんねいつものことですねハイ。…ぱねぇっす。

 ストレートに、優しい曲。誰かを支えたいという気持ちに溢れてます。これ全部入野さん作詞ってすごない? どんだけ心豊かに優しさに満ちているんだろうか。しかもこれが「甘さ」じゃないんですよね。ベタベタしない、媚びのない、甘やかさない適度な距離感がある。

 曲調自体は小細工なしのシンプルなメロディかつバラード基調なので、聞かせるのはかなり技量が要りそうな曲。それだけに入野さんの華やかな高音が映えます。

 あとファルセットを明確に使い分けてきたのも驚いた。いつもなら曲の一番高いところだけアクセント的に裏声にしていたため、地声では届かない高音だから仕方なく、というふうに聞こえがちだったのですが。今回、地声が届かないわけではないのだということをはっきりと見せつけてくれました。ぱねぇっす。

5.優しさは誰のためにあるんだろう

 この曲の作られた経緯を知ると、いろんなことを考えさせられます。入野さんの身近な人に起きた辛い出来事を、友人の立場から見ている歌。それはどうやら恋愛事ではなく、「騙される」とか「裏切り」といったかなり強めのワードが見え隠れしている…このドカンと現実が降ってくる感じ。それでも歌わずにはいられない衝動が奥底に秘められているような。

 偶発的な出来事というより、元凶となる人物が確固として存在する不幸であるように感じられて仕方ないのですが…しかも友人同士の間であった出来事と。それは…キツイなぁ…。

 いやもちろん他の解釈で読み解くこともできなくはないですが。いずれにせよ、他者の行いに対して「許したい」「君が幸せでありますように」という言葉で歌い上げている。…いや強すぎないか。

 強くなければ優しくなれない、というのは古くからある言い回しですが、現実に「強い優しさ」に触れることはそう多くない。意外と、自分の弱さを理解しているからこそ優しくなれる、という方向性のほうが多い気がするんですよね。

 でもこの歌は間違いなく根底に強さがあると信じられる。こういう歌が入野さんの内側から出てきた、ということ自体に、静かな衝撃を覚えずにはいられません。

6.Alive

 だから歌い出しぃ!(二度目)

 これ「入野さんの曲です」という前置きがない状態で聞かされて、果たしてどれだけの人がサビに入る前に判別できるだろうか。年季の入ったファンでも難しいんじゃないだろうか。もはや別人。

 向井太一さんの歌い方に寄せたのでしょうけども。でもやっぱり向井さんとはまるで別物で、しかしエッセンスはしっかり残ってる。枯れているようでいて瑞々しい。うんなんだこれは。どうすればよいのだ。ただ好きだとしか言いようがない。

 曲自体はまたしてもリスナーを強制的に空の下に連れ出してくる曲調。ただし、日の光は限定的にしか射さない曇天、または薄明の空。…白状すると風つよEDのあの光景が即座に浮かびました。向井イズム全開。

 入野さん曰く作った人を嫌いになるレベルの難しい曲、とのこと。たぶん向井さんに試されてるw

 全体的に悲哀を含んだ曇天のイメージなのに、「生きろ」の光が強すぎる。個人的にアクア姉さんに送りたい一曲。「生きろ」に合わせてソラの手が水面を突き破るシーンを是非。

7.SKY

 空の下(略)三曲目。曲名もそのものずばり。この空はあれですね、真っ青かつ白い雲が点々としたウユニ塩湖ですね。終わりの世界…

 不安定な音の行き来すら遊ぶような今回のアルバムの中では、かなり素直な音階でまとまりの良い曲という印象。音程とか音の運びがわりと僕の見つけたもの以前のKiramuneらしい楽曲に近いというか、基本や王道に忠実な感じ。

 それでいて音の広がり方がこれまでにないほどに壮大。空の下(略)三曲の中で一番広い空。

 いやこれ半端ない名曲だと思うんですよ。めっちゃ好き。でもどの要素が名曲たらしめているのか素人にはさっぱり読み取れない。やっぱりメロディラインかなぁ。でもコーラスの使い方も素晴らしいしなぁ。

 つまるところ、音の調和、なのかな? なんというか、「人間が名曲と感じる絶対的指標」がこの世には存在していて、それをそのまま再現したような歌に聞こえます。不思議な感覚。

  アルバムの雰囲気が明るくなっていく起点でもある曲。『確かにそうだ』OP、『SKY』EDのアニメほしい。

8.M-9.10

 一番度肝抜かれた曲。

 いやいやいやいやラップが苦手というか声質的に向いていないというのはこちらも察していたしご本人も仰ってたじゃないですか。…二度と苦手とか言っちゃいけないやつですわこれ。

 仮歌を完コピするのを目標に歌ったとのことですが、クオリティがジャンプアップしすぎでしょ。どうやらチェルミコのお二人も収録に立ち会ってかなり細かいところのニュアンスまでアドバイスしてくれたとのこと。もう感謝しかない。指導されると全部血肉にしちゃう案件。

 曲自体はひたすらかわいいデートの曲。ラップと言えば硬派、愚痴、罵り合い、というぼんやり偏ったイメージが見事吹っ飛びました。「暗がりだからバレないね」の内緒話感たまらん。

 向いていないジャンルですらここまでのクオリティを出してくるんならもういっそ、ありとあらゆる音楽ジャンルにチャレンジしてほしい。ほんと、どこまでも突き進んでいってほしい。

 今後のラップ曲がより楽しみになる一曲でした。

9.Sunny Side Story

 これはこれで、聞いた瞬間目が点になった曲。

 80年代あたりの、バブル期に流行った曲調ですよねこれ。聴くたびにすんごいトレンディドラマ的な昼の東京の情景が脳内をぐるんぐるん巡ります。

 最近はシティポップ(最近仕入れた単語)という名で海外中心に市民権を得ているようですが、たぶん10年前に歌ってたら「ダッサw」って言われてたやーつ。それをこのラインナップにぶち込んできたのは一周回って新しいし面白い。

 あと、この曲調だと入野さんの歌声が女性の声に聞こえてこれまた新境地でした。「入野さんの曲」という前提を知らずに楽曲を聞いたことがないこともあって女性だと感じたことは一度もなかったのですが。というか入野さんの声って高さのわりに少年らしさが勝ってて、意外と女性と混同されないんですよね。

 これはなんで女性的に聞こえるのか、ちょっと謎。音域と曲調の問題なのだろうか。そういう意味でも意外性抜群の曲でした。

10.Tokyo

 まさに夜の東京。それもちょっとこじゃれたマンションの一室から夜景を見てる感じ。この曲をここに置いたのは昼の東京感満々なSunny Side Storyとの連続性を狙った気がしてならない。

 全体的にアンニュイな曲調と囁くような歌声。夜の眠りを誘うような穏やかさ。でもよく耳を澄ますとちゃんとニュアンスが乗ってるんですよね。最序盤の相手のことを思って少し微笑みを含んだような歌い方とかたまらない。「先を急いだり」の「だり」の気だるさがものっそい好き。

 この曲の根底にあるのも「許し」「許容」でしょうか。変わってしまった誰かをどこか悲しげに見つめながら、そんなに頑張らなくていい、君らしい君が戻ってくるのをいつまでも待っているよ、と。東京という大都市の洗礼を受けて擦り減る人の心や関係性を描いて、大丈夫だからと慰めている雰囲気。

 派手な音の高低もなく、心地よい音程でメロディを紡ぎ続けるノンストレスな曲。心に沁みるというかいつのまにか忍び込まれている感覚があります。高級感溢れるホテルとかで流れていてほしい。

11.グッド・バイ

  これも歌い出し! の、語尾! 「きみの髪型が好きです。」の「です。」のところ。いやもう、ただただ好きです。

 普段ならキーを高くして歌い上げていたところを、あえて低めにして楽曲の素朴さを維持したそうで…ええ大正解。素晴らしい采配。

 飾り気のない、つぶやくような、心の中に落とすような。技術的な装飾は控えめに聞こえるけど、気持ちよく聞ける曲として成立させるには相当な下地というか地力が必要だと思うんですよね。派手さがないぶん、実物感があるというか現実感が強いというか。こんな歌い方できるんだなぁ。マジで新境地。

 冗談抜きに教育テレビの「みんなのうた」で流れてそう。で、オタクが聞いてもたぶん大体の人が誰の歌か気づかないみたいな。それはそれで勲章ですね。

12.S.H.E.

 あ、なんかいつもの感じ!ってなった曲。

 明るく前向きで元気にチャーミング、という二十代中盤までの楽曲のイメージと傾向が似てる気がします。それだけに入野さんの表現力がより磨かれているのを感じられるし、実際歌唱難易度はかなり高そう。

 二番に挟まれる気だるげなラップ調も素晴らしい。「君を待つ 僕を待つ」の三連符(だっけ?)なリズムとか好き。「OK、いい感じ」の歌い方超好き。

 SKYからこっち徐々に陰から陽に上向いてきたのが、ここで完全に陽一色に変わる感じ。曲順もものすごく計算されているのがわかります。

 ボカロP作曲ということなので、ボカロに歌わせてもらってちょっと聞き比べしたいですね。そっちはそっちで楽しそう。

13.だって愛は半端ないじゃない

 前曲で十分陽を浴びたと思ったらそれ以上のヤツが待ってた件。

 ソロライブTENで公開されたと聞いた時からやけに評判いいなと思ってましたが、そりゃそうだわ!と聴いて納得。こんなすごい曲だと思ってなかったわ…。

 全体的に60年代とか70年代くらいかな?のアメリカンな空気がたまりません。冒頭に入ってる入野さんのけたたましい笑い方なんか、まさに当時のアメリカのラジオとか玩具のイメージそのまんま。「恐縮だが」とか言われながら操られそう。たとえがニッチすぎますねはい。

 でまた歌詞も曲調も享楽的・刹那的・若干退廃的ですらある、イエス大量生産大量消費時代のアメリカンなノリ。とにかくひたすらご機嫌でハッピー。つらい出来事やニュースが重なった時期に、自分から「こういうの歌いたい!」って提案するセンスよ。

 そのうえこの一癖も二癖もある歌を、他のどの曲とも違う歌声で歌っちゃうっていうね。もうシンプルに、すんごい好き。ほんとお芝居のように色とりどりに声を使いこなすんだからなー!

 『IF YOU WANNA』の頃からちょっと思ってたんですが、高くかすれる歌い方がたまにUNISON SQUARE GARDENのそれを思い出すんですよ。シュガーソングとビターステップのカバーとか聴きたい…あとオリオンをなぞってみてほしい、(一話だけ)出演してたし!

 

Life is...まとめ

 アルバム全体のクオリティが、とにかく馬鹿高い。

 もともと入野さんのアルバムって、毎度いろんなアーティストの個性の集合体で色とりどりのおもちゃ箱ではあったのですが、今回の振り幅はえらいことになってます。それでいて一曲一曲を現役のトップランナーたちが一切手加減せずに仕上げてきた難度の高そうor聞かせるのが難しそうな名曲揃い。

 これらの名曲が、誰にお膳立てされたわけでもなく入野さん発信で集まったというのだからとんでもない。しかも企画が走り出したのはコロナ前。にもかかわらず、結果的に今の荒んだ状況下に寄り添うような名盤に仕上がっているというのがエモすぎる。なんというか、運命力とでもいうのか、やっぱり何かを持っている人なんでしょうね。

 で、この優しくはあるけど易しくはない曲目を見事に歌い上げる歌唱力なー! 全ての曲の色に合わせてあらゆる歌い方を駆使して、端々まで丁寧に神経を通して歌っているのがわかります。これまでにも増してぐっと多彩。

 そしてすべてにおいてメッセージ性が非常に高い。入野さんの言いたいこと、伝えたいことが詰まってる。

 隣にはいなくても、同じ空の下でみんな一緒に生きていこうと、そんな想いを感じました。

 

 個人的な注目ポイントは、低音。

 もちろん高音はいつも通り素晴らしいし、技術の向上も見られます。しかしこれまで入野さんの楽曲の中では比較的存在感の薄かった低音が、より安定感を増して魅力的に響いてくるんですよ。キラフェス2018で『HIGH FIVE』の歌い出しを聴いた瞬間にはっとさせられた、あの感覚が何度も来るんです。HIGH FIVEはひたすらエロかったけど、今回は曲によって色とりどり。

 全曲試聴(発売後公開)を聴いた時、違うんだ、サビもいいけどAパートBパートを聴いてほしいんだ…!と贅沢な悩みに頭を抱えたもんです。ほんと、歌い出しですよ。曲の方向性の全てを決定づけてる。

 特に『ALIVE』で顕著ですが、ところどころに入るかすれたような声色がまた低音に合うんだこれが! 尾崎さんが以前雑誌で、入野さんの歌声の魅力は「熱に浮かされたようなざらつき」と仰ってましたけど、まさにそれが凝縮したような表現。

 あと、曲ごとに訴えかける情景がある。音で景色を描いてる感じ。壮大な大自然だったり都会の部屋だったり、音の先に空間を感じます。

 

 しかしほんと、クオリティの進化がえらいことになってますよねー。

 新盤を出すたびに目に見えて成長していて新鮮な驚きがあるのはいつものこと。しかし今回はこれまでの比じゃなかったですね。

 『DARE TO DREAM』の時も物凄いアーティストが集結して、その内容にも驚かされたものですが。

 ただあの時に感じたのは「すごい。すごいけど、ここはまだ天井じゃない」という一種の飢えでした。もっといけるはず、もっとすごいことができるはず、それを聴きたい、と。

 もちろん、まだ『Life is...』が天井だとは思ってはいないのですが、それでも今回の新盤でかつての飢えが満たされた感覚があります。ああこれが欲しかったのだ、と。

 で、また新たな飢えも覚えるわけです。もっとこういうの欲しい、もっと上が見たい、と。とんでもねぇ贅沢だな…

 

 

 

 

 …うん。

 我ながら気持ち悪いほど語ったなー… w でもまああれを聴いたら言いたいことも山盛りになりますよ。

 〆にひとつ、今年のソロライブの中止が決まった後の、入野さんの言葉を。

 

Kiramune Official Site | TRUE TO ME « 入野自由の自由帳(2020/5/12)

 TRUE TO ME
2020年5月12日 ★ Posted by Irino Miyu

 

I’m not acting. I’m not pretending.

I’m doing what I feel is right.

 

 演技じてない、ふりじゃない、正しいと思うことをやってるだけ。

 この名盤を「純度100パーセント入野自由」だと言いきれてしまう人生ってどれだけのものなんだろう。凡人の手には余ります。太陽すぎる。

 

 ずっと本物を見たいと思ってました。本物が評価されていてほしいと思っていました。

 今、その本物が私たちの視線の先で、確かに何者かへと昇華しようとしているのを感じます。

 

 

「Life is...」 (豪華盤)

「Life is...」 (豪華盤)

  • アーティスト:入野自由
  • 発売日: 2020/11/04
  • メディア: CD
 
「Life is...」 (通常盤)

「Life is...」 (通常盤)

  • アーティスト:入野自由
  • 発売日: 2020/11/04
  • メディア: CD