入野自由さん情報集積庫

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[小話]入野・内山・杉田 ←「心通わなさそうなメンバー」

 

TALKING STAND MORINOTH(モリノス)(2020/9/1)

  • Q.デビューして十年、振り返ってターニングポイントやきっかけとなった作品は?

    逢坂「きっかけはやっぱ初主役でやった『つり球。』ってやつですかね」
     右も左もわからない状態でやって。第一話の時にめちゃめちゃバクバクしながら行って。

  • 逢坂「入野さんと内山昂輝くんと杉田智和さんがメインメンバーだったんですけど」
    森久保「w…なんか…ww心通わなさそうなメンバーwwww」
    逢坂「年齢下なのにめっちゃ先輩っていうw」 

  • 逢坂「1話の時に「よろしくお願いします」って言ったら、(杉田さんが)「僕ら引っ張るから。楽にやっていいよ(声真似)」って言ってくれて、それですっごい楽になりましたね」
    森久保「あいつ意外に…意外にっていうか面倒見いいんだよねw」
    逢坂「すっごい面倒見よかったですね、毎週すごく助けていただいて」

(敬称略)

 

 森久保祥太郎さんと天﨑滉平さんのトーク番組から。ゲストは逢坂良太さん。

 

 『つり球。』は中村健治監督のオリジナルアニメーション。逢坂さんはユキ役で初主演で、入野さんと共演しています。

 昨春、コロナの影響によるアニメ制作の遅れから代打で再放送していたのも記憶に新しい。ノイタミナ初期~中期の名作です。

 ただそれだけに、相当大変な現場だった模様。オーディオコメンタリーを聴いた限り、中村監督がなんというか、ちょっとニュアンスが難しいんですが、かなり現場に負担をかけがちな監督であるのは間違いないようで。そのわりに本人の人柄は普通の優しいおじさんという感じなので、そこを役者陣にツッコまれいじられてましたね、主に入野内山スクラムにw

 こういう現場が初主演というのはとても大変でしょうけど、そのぶん印象にも残るでしょう。役者としての方向性に大きな影響を与えるような貴重な体験かもしれませんね。

 

 で、当時逢坂さんを脇で支えた入野自由内山昂輝杉田智和(敬称略)というメイン3名の名前を聞いた森久保さんがぶほってなるっていうw

 いやわかるわかるw 入野さんは根っから陽の者で、他2名は陰寄り。内山さんはダウナー・インテリ属性、杉田さんは飄々・アングラ属性。はたから見ると絶対交わらない3人に見えるんですよ。

 入野さんと内山さんの性格やら考え方やら諸々は殴り合いでも始まるのかってくらい正反対ですし、杉田さんは単体で触るなキケンな雰囲気溢れてるしw

 実際のところは入野さんと内山さんは普通に友人として仲良し、入野さんと杉田さんは『男子高校生の日常』ラジオなんかで意外と悪くない相性を見せていたりしてます。

 …まあ、入野さんが杉田さんのあの感じを理解できているのかはかなり怪しい…というかたぶん腑に落ちてないでしょうけどもwww 入野さんオタクの素養ほとんどなさそうだからなぁ。内山さんと杉田さんは…うん、歩み寄る姿が想像できない…w

 こう見ると、なかなか挑戦的?なキャスティングだったんですねぇ。

 

 後半は、当時逢坂さんの面倒を見ていたのは杉田さんでした、というお話。

 新人の世話を任せられがちな入野さんですが、この現場ではそうではなかったわけですね。内山さんと仲良しすぎて逢坂さんほったらかしという話もありましたが、よくよく考えたら逢坂さん、入野さんより一つ年上でしたっけね。そりゃ新人だからって指導だのアドバイスだのはしにくいよなぁ。

 声優業界の人間関係はおおむね芸歴よりも普通に年齢の上下が重要視されているようですしね。そういう気遣いは実際あったのでしょう。

 

 

 オーディオコメンタリーが充実してます。冊子の監督のインタビューでキャスティングの経緯もちらり。何より本編それ自体が名作!

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 逢坂さん・入野さんMCのラジオ。ちゃんと全話収録されてます。